人生の中でお金がかかる3大出費をご存知だろうか??
住宅費、養育費、老後の資金である。
人生において必要な家の広さは変化する
一人暮らし、結婚、子供、老後といったイベントを介しておよそ下記のような状況が考えられる。
- 家族が増えていくにつれて今暮らしている部屋だと不十分になる。
- 将来子供達が出ていったら狭い家で事足りる
- 老人になると賃貸が借りにくくなる
こうなると、家の選択肢は悩みどころである。
そもそも賃貸と持ち家という選択肢から始まり、建売、新築、中古など色々と悩みどころである。
会社の先輩なんかも家を買ったり、
友人も家を買って不動産投資を行ってる人もいる。
僕の場合は地域的な観点で不動産投資をしてもおいしくないので選択肢からは除外されるが、実際賃貸と持ち家どちらがよいのだろうか。
ということで、お家の相談窓口にそもそも家の購入について色々と聞いてきた。
お家の相談窓口は無料サービスでけっこう有用な情報をいただけた。
(各種工務店、ハウスメーカーなどから登録料をもらっているらしいため無料となる)
結論から言うと、正直僕の場合はそこまで費用的には変わらなさそうという感覚になった。
賃貸で払っている金額をローンの金額にすればローン支払い後には家賃分が浮くからお得であるとか聞いたことがあるのだが、実際固定資産税もバカにならない。
固定資産税は家だけでなく土地もあるし。
分譲住宅でも修繕費などは払う必要がある。
お家の相談窓口でいただいた資料では、ローンの返済額が賃貸の家賃と同じ11万円程度の費用ならざっくり35年で元が取れるとのこと。
前提条件は色々とあるが、割と現実的な条件にはなっていた
(転載禁止なので、記載はしないが・・・)
つまり、30歳程度でローンを組んだとしたら、65歳以降は一応お得になるということ。
ただし、この計算にはメンテナンス費用とかも何も入っていなかった。
家の資産評価額が20年程度で固定資産税が最低レベルまで下がることを考慮しても、
35年となるとかなりガタが来ている。
賃貸で家賃補助が出ている場合、同じ生活レベルでも数万円安くなる。
この場合、持ち家に住んで55年たってもギリギリ元が取れるかどうからしい。
30歳でローンを組んで85歳になったときに元が取れるとのこと。
男性の平均寿命が2018年時点で81歳とのこと。
正直僕のようにお金を使わないことで喜びを得る人種からしたら、
買うメリットがないのである。
下手すれば元取る前に死んでしまう。
当然、前提条件が違えばどちらがお得かは変わるし、元が取れる損益分岐点も変化する。色んなwebサイトを見ても、結局前提が同じではないのでどっちがお得かが分からない。
逆に言えば、家のことを熟知していないとお得に買い物はできないのである。
とすれば、何を大切にしたいかで決めるのが良いということだろう。
デザインの良い自分の家というある種の安心感や自分だけの空間といったこだわり環境が欲しければ購入もよし。
自由に点々と生きたいなら賃貸も良し。
お金はどっちにしろかかるし、一生で数百万円程度しか変わらないのなら気にする必要はないかなと感じた。
日本の平均年収が400万程度であることを考えると、せいぜい数年分しか変わらないのだ。
というか、そもそも家なんかより子供が一人増えたほうが2000万円コースなのだ。
子供の自立まで最短15年と考えると住宅よりも養育費の方がお金も時間も圧倒的に考えるべきことな気がした。