今年ももう12月になり,本当に時間が経つのが早いと感じる。
社会人になって3年目になったと思ったら,もう数カ月で4年目になってしまう。
僕が配属されたときの職場の直近の先輩が3年目でバリバリ働いていたことを思いだすと,今後輩が入ってきて自分が3年目として時に14時間勤務とかで頑張っていることは自然な流れなのだろう。
やっと去年研究テーマが決まったと思ったら,また追加のテーマを出せと言われた。
色々と提案しても市場規模や技術項目,実現可能性などのフィルタを通すと全部弾かれる。
社会人として生きる中で物の見方が本当に変わった。
単なる勉強用語としての「宇宙船地球号,パリ協定」から生きるために仕事上考えざる負えない「SDGs,カーボンニュートラル」になった中で,世界の状況を見て日本として,会社としてどうアプローチするか観察する。
仕事の中で考えることは会社のアプローチに沿うような新事業の提案。
その中で無理くり課題を作ってちっぽけな研究を行う。
どうせ何も変わらないのに。
研究所から出て成功したものなんて過去を見返しても1個しか見当たらない。
もう物であふれかえってるのに発展とかいう言葉でごまかして権力争いをする意義がなぜあるのか・・・
地球環境を守るという大義名分の中で環境に負荷をかけながら行われる世界の覇権争いに参加させられることは本末転倒な気がする。
「人間として地球環境を大事にするとか,他の生物とも共存する」という傲慢な考えではなく,ただそこに在る生命体としての人間になるにはもっとローカルに生きたい。
このくらい話を大っぴらに広げれば市場規模が小さいとか言われなず済まないかな~。