最近ブログ投稿してなくね??という友人や彼女さんから意見がありまして・・・
せっかくなので今日届いたばかりのオートコーヒードリップ機の話をしよう。
僕の趣味は珈琲である。
自分で淹れた珈琲を毎日飲むのが日課であり,ちょっとした幸せなのだ。
だが,面倒なときもたまにあるもので,以前友人から電話で
「お湯入れたら勝手にドリップしてくれるやついる??」と言われて思わず
「あ~,それは便利だし欲しいかも」と言っていた。
それが本日届いたのだ。こちら。
どうやら粉をドリッパーに入れてお湯を定量入れるだけでいい感じにドリップしてくれるため2分~3分程度待っておけば勝手に珈琲ができるというもの。
電動ミル付きのコーヒーメーカーなどもあるが,こっちの方が良い点もある。
例えば珈琲好きと一言で言っても飲む専門の人もいれば淹れるところが好きな人もいる。中には焙煎から楽しむ人もいるだろう。
珈琲好きで自分で淹れてるというと必ず誰かしらに「珈琲淹れてよ」と言われる。
嗜好品というのは難しい物で,自分の好きな味が必ずしも相手が好きかは分からない。
それに,自分が毎回同じように入れられる保証もない。
そんなときのためにこれなのだ。
毎回同じように味が再現できるのであれば利用しないことはないだろう。
そこまで言うならいっそミル付きの全自動コーヒーメーカーの方が良いのでは??
という声があるかもしれない。
それは甘い。やはりコーヒー豆は自分で挽いてる方がそれっぽいのだ。
ただボタンを押すだけでは淹れているという姿が見えない。
カウンターで豆を挽く姿を友人に見せて,ポットでお湯を入れる姿も見せる。
そしてカウンターの陰に隠れるようにこの自動ドリッパーに入れることで,
あたかも丁寧に抽出している様子を見せることができるという素人カフェマスターに最適なソリューションなのだ。
つまりこの商品のターゲットは,
「誰かに見栄は張りたいけど毎回同じように珈琲を淹れる自信はない素人カフェマスター向け」なのだ。
まさに自分にピッタリである。
だが,使用してもどうしてもわからないことがある。
このパッケージでは珈琲カップの上のドリッパーと注ぎ口が浮いているのに,どうしても浮かなかったのだ。。
研究者としてこの現象を解析するに,どうやらこの商品を使うにはサイコキネシスが必要ということらしい。
メーカーにもやはり珈琲カップ,ドリッパー,注ぎ口が浮いた画像がある。
結局この商品の対象者は
「サイコキネシスはつかえるものの,珈琲を毎回同じ味に再現できない見栄を張りたい素人カフェマスター」ということになる。
惜しい,見栄を張りたいのに・・・
ということは,今後注力するのはサイコキネシスを使えるようにすることだな。
今年の抱負は,このドリッパーを浮かして使うことに決定した。