ちょうど今コーヒーを飲みながらブログを書いている。
タイトルだけ見ると,「好きじゃなかったコーヒーが何かのきっかけでおいしく感じる」そんなニュアンスになってしまうが,コーヒーはもとから好きである。
ではなぜタイトルのような書き方になっているのか?
それは後で書くとして,前から書こうと思っていたコーヒーを好きになった経緯について書いていく。
コーヒーとの出会い
思い返すと,子供の頃はコーヒーなんて好きじゃなかった。
初めてコーヒーを飲んだのは小学生のとき。コーラが飲みたかった私は、色が似ているという理由で母が飲んでいた珈琲をもらった。
あ、うめぇかも!!
なんて思うことはなく、口に合わずそれ以来高校まで全くコーヒーを飲んでいなかった。
インスタントコーヒーを飲む
高校生になってからは,部活帰りによく缶コーヒーを飲んでいる友達がいた。彼曰く,缶コーヒーは意外と甘くておいしいらしい。
ためしに微糖の缶コーヒーを飲んでみたところ,記憶よりも甘かった。これが人工甘味料というやつか。わりと好きで,微糖の缶コーヒーを週一くらいで飲むようになっていた。
ただ,あまり缶コーヒーはあんまり体によくないと母から言われ,母がたまに淹れるカフェオレを飲むようになった。それはそれで好きだったのだが、自分でカフェオレを作ろうと思ってもなかなか母と同じ味が出せない。
面倒やし、ブラックでいいか
ここからブラックで飲むようになり、インスタントコーヒーを飲むようになった。
レギュラーコーヒーを飲む
レギュラーコーヒーを飲むようになったのは大学に入ってからだ。
大学生になり調子にのっていた私は、カフェで勉強をすると頭が良くなると錯覚していた。
レギュラーコーヒーはインスタントコーヒーと違い、深みがすごい。はじめの方は正直我慢していた。でもカフェでブラックコーヒーを飲んで勉強していると頭を良く見られがちであるので、無理して飲んでいた。
…そうこうしているうちに、いつの間にかレギュラーコーヒーにも慣れていた。
ドリップにはまる
自分で淹れるようになったのは大学の研究室に入ってからだ。友人が研究室で一言、
研究室でコーヒーいれたくね??
と言ったのだ。
初期投資面倒かかるけど、めっちゃええな。
研究室でコーヒー、なんともかっこいい響きである。
そんなやり取りをしているうちに友人が一式を購入してきた。
私は道具の代わりに豆を買って、二人で淹れていた。わりと私はコーヒーの香りが好きなので豆からミルで挽くことも厭わず卒業までコーヒーを自分で淹れていた。
そして卒業時、引っ越すことが決まっていた私に友人が言ったのだ。
うちにコーヒーメーカーもあるし、餞別でコーヒーセットあげるよ
なんとも懐の広い友達である。喜んで一式をいただいた私は、入社に伴う入寮時にコーヒーセット一式を持っていったものだ。
持っていった段ボール5箱のうち、コーヒーセットが1箱入ることを考えると、かなり生活の一部になっていたのだろう。
寮を出てからもそれをずっと使っていた。
さて、ここまでが前置き。
コーヒーがおいしいと思った経緯
少し前ではあるが、友人から宅配便が届いた。誕生日祝いを買ってくれたらしい。
その中身がなんと!
DēLonghiのケトルである。なんとこれ、温度設定ができるのだ。おまけに保温機能まである。しっかりと抽出口もコーヒーを淹れやすくなっている。
前まで使っていたケトルは沸騰したら自動で止まるというもの。特に不便を感じてはいなかったが、このDēLonghiのケトルが便利すぎる……
コーヒーをいれるときは95℃設定で沸かし、朝の忙しい時間は60℃~70℃程度の設定でお味噌汁をいれる。
生活が豊かになった気がした。
DēLonghiの詳しい機能や使い方はまた今度書くつもりだ。
これだけ良いものをもらったからには彼の誕生日に何かあげようかな。
先ほど彼の誕生日は確認したが、ギリギリ覚えてられる自信がない。やはりここは私が誕プレを送った日を彼の誕生日とするしかないようだ。
「覚えとけよ!ってか前置きなげぇよ」
彼のそんな言葉が目に浮かぶが、まぁそんくらい気楽に付き合えるということだ。
はやく来年の誕生日にならんかな~