先日はみっちゃんの1歳7か月の検診。
みっちゃんが生まれてから、予防接種も実施してきたし、色々な検診を受けてきた。
今までの場合、検診の時期だから予約を取って個別に診察をしてもらっていた。
首が据わってお座りできるかどうかを見たときもあくまでみっちゃん個人の検診だった。
でも、今回の1歳7か月の検診は一味違う。
1歳7か月の多くの子供たちが一度に集まり、成長具合を見てもらうのだ。
周りの子と自分の子がどの程度一緒でどの程度違うのかを直接肌で感じることになる。
いつも検診は夫婦で一緒に行っていたが、今回の検診は実はパパだけ。
平日が検診日だったため、仕事を午前で終わらせた僕は保育園にみっちゃんを迎えに行きそのまま検診会場へ。
検診時間まで時間があったがひとまず会場だけ見ておこうと思い会場に着いた途端
ふと気が付いたことがあった。
おむつ持ってない。
検診では身体測定も行うため、体重を測るときにおむつを脱ぐかもしれない。
そう思って僕は絶望しながらもすぐさまドラックストアに行き、Lサイズおむつとおしりふきを購入した。
48枚入りのおむつから3枚だけを取り出して残りは車の中へ。
おしりふきも3パックのうち1パックのみ持参する。
結局そんなこんなで、検診会場へは時間ギリギリに再到着。
受付を済ませて、待機所へ。
中央に待機所があって、その周りに各種検診部屋があるイメージなのだが、
待機所にはすでに多くの親子がいた。
けっこうパパが来ている家族もいたが、パパだけで来ていたのは僕だけだった。
ママと子供二人で来ているのが7割。
ママとパパと子供で来ているのが2割。
ママとばぁば(じぃじ)と子供出来ているのが1割弱。
色々と周りを観察していると、結構家族によってカラーが違うし、子供の様子も全然違う。みっちゃんも緊張しているようで、僕から離れようとせずじっと服を掴んでいる。
しばらく待っていると、栄養士さんの講習を受けることに。
少し狭い部屋に8家族くらい入って栄養士さんの食事バランス関する講習を受けていると、後ろから
「え”~~~~ん!!!」
普段の仕事からするととても賑やかな会議だなと思い、微笑んでしまった。
他にもずっとハイハイで部屋を動き回る子供もいた。
みっちゃんが釣られて少し不安な表情をしていたため、妻の写真を見せたら
「ママだ」と少し安心な表情を見せてくれていた。
(ずっとパパに抱き着くような態勢でじっとしていた)
その後は再度待機所でしばらく待つことに。
みっちゃんに本読む?と聞いたら取ってきたのは新幹線の本。
「シンカンセン」と言いながらページをめくり、
コダマとかヒカリと僕が言うと続けて繰り返してくれる。
他の子供を見ると、そこまでは言葉は言えておらず、
これはこの子は賢いのでは??とふと思ってしまった。
その後は歯科検診と歯磨き指導。
みっちゃんは普段僕がゴリゴリ歯磨きをしているおかげか、
虫歯はなく、歯磨きも問題ないとのこと。
そして今度は問診。
この問診が一番の難所であった。
問診では家での様子を聞かれるだけでなく、1歳7か月でおよそできるとされる積み木や、言葉の理解度を測られる。
みっちゃんは問診の保健師さんに顔を向けず、ガッチガチに緊張していた。
3個の積み木を渡されても、どうしていいか分からず、ただにぎにぎしていた。
ここ積んでみ?と言っても2個は積んだが3個目までは積めず。
緊張してるのかな?と僕が思わずフォローをしたところ、最後にもう一回測定をしてくれることになった。
積み木の次は言葉の理解度を測られる。
イラストには、魚、車、人形、犬、お椀、ハサミが書いてあり、
「ワンワン指さしてと」保健師さんがみっちゃんに言う。
当然のごとくみっちゃんは固まって何もできず。
これも、結局僕が「緊張しているようです」と言って最後に測定をしてもらうことに。
賢いと思っていた僕の心とは裏腹に、みっちゃんは何もせずに問診室を退出した。。
けっこうシビアな世界だなと思いながらも、今度は身体測定へ。
みっちゃんの前2人のうち、1人はしっかりと体重計に乗って笑顔で測定されていた。
(優等生である。両親も思わずにんまりしていた)
みっちゃんの前1人は、すこしボーっとしながら体重計に突っ立っていた。
(これもまた見事な鈍感力である。)
そしてみっちゃん。
もう体重計に乗る前からずっと僕の洋服を掴んで離れない。
いざ体重計に乗せようとしても泣きじゃくるわ僕の服引っ張るわ。。。
ということで抱っこで体重計に乗って、僕の体重を差し引くことに。
頼むぜみっちゃん、、、、
しかも、おむつで体重計に乗るので、わざわざ購入したおむつはどうやら不要だった。
歯科検診も身体測定も終わったので頑張っているみっちゃんにご褒美のココアクッキーをあげる。少しお腹が空いていたのだろう。パクパク食べてご機嫌に。
だいぶリラックスできたところでみっちゃんの再測定に呼ばれた。
リラックスしてても問診の保健師さんと対面すると再度緊張するみっちゃん。
再び積み木を渡されるがずっとニギニギ
無理そうかなと思いながらもしばらく保健師さんと僕が話していると
いつの間にか3つ積み木を積んでいた。
僕は慌てて「あ、みっちゃんが積みました!!」と伝えてなんとか3個認定完了。
(みっちゃんえらい!!!)
続いてはイラストの指差し。
「ワンワンどれ?」と保健師さんからの質問にたいして動かないみっちゃん。
言葉通じてなさそうだなと思い「みっちゃんワンワンにタッチして!」と言ったところ
ワンワン!と言いながらみっちゃんは犬のイラストを触っていた。
続いて「ブーブーにタッチ」と保健師さんが言ったところ、みっちゃんは車のイラストを触っていた。
これにて言葉の理解度もクリア。
どうやらこのテストは言葉の理解度だけでなく、具体的なものを概念化する能力を判断しているらしい。
犬の場合、3次元世界での白、茶色、黒、様々いる中でイラストの2次元の生物を犬として認識できる能力があることが前提だそう。
こうしてみっちゃんの初デビューはなんとかめでたく終わったのだ。
1歳7か月の子供なんて、気分で動作も変わるしいつもはできていても緊張でできなくなることもあるんだろうななんて思いながらも、みっちゃんは本番に強くてよかった。
ちなみに、みっちゃんは最近文章としての言葉を話すようになってきた
ここ2週間くらいで色んな言葉を言うようになった。
・パパお仕事
・ママトイレ
ここ1週間では簡易な文章を言っている。
・パパねんねする
・ママねんねする
助詞の使い方はかなり難しいからこれから身に着けていくのだろう。
それよりなにより、みっちゃんは最近なぜかチンパンジーを見てパパと言う。
なぜだろうか。