35℃以上の日が多くなってきた今日この頃、皆さんは夏バテしてないだろうか?
僕は最近、運動不足解消のためにキャッチボールをしている。
仕事の昼休みに、急いでご飯を食べたあとに会社のメンバー数人で近くの公園まで遊びにいく。
ただ、その公園に行くにはどうしても木に囲まれた道を通る必要がある。
夏の木といえばわかるだろう。
セミが待ち構えているのだ。
この前はたまたま僕が食べ遅れてしまったので
仕方なしに1人でその公園に歩いて向かったのだが、セミが嫌なので木から距離を空けて道の真ん中を歩いていたにも関わらずに耳元でヴ〜ンと羽音がした。
もはや僕くらいセミ嫌いだと、耳元で羽音がしたとたんに
セミか他の虫かもわからないまま反射的に逃げる体勢をとってしまう。
音から遠ざかるように身を翻して横目で音の正体を探ったところ、アブラゼミだった、、
私の目の前でグルグル回ってる。
おそらくセミも焦ってグルグル旋回しているのだろうが、僕にはセミ流のホバリングをしているようにしか見えず、臨戦態勢という言葉が適切だった。
セミの羽音をあんなに近くで聞いたことがなかったのだが、鳴き声とはうらはらにとても低い重低音を響かせていた。
当然その日は公園までたどり着ずにおめおめと会社に逃げ帰ったのだ。
その出来事をメンバーに伝えたところ、
日傘を差せば防御できるのではないか?
との進言があった。。
以前、僕が住んでいたマンションの廊下にセミが出没した際には、
傘を使って巧みに回避した時もあった。
過去のことも思い出して、傘を指したらマシになるかと思ったのだが、、、
見晴らしの良いマンションの廊下とは状況が異なるだ。
たしかに、傘をさしていれば頭上にセミが何匹いようが関係ない。
しかし、一度下を向いて見てみると。。。
セミファイナルアタックをしかけようと、ひん死状態の特攻部隊が待ち構えているのだ。
そんな時に上空を遮る傘さなんてしていたら傘が命取りになり、
ダイレクトアタックされるだろう。
(当然僕のHPは0になる。)
想像するだけでおぞましい。
結局僕はこれからも傘を差さずにセミにおびえながら、運が良い日はキャッチボールに行けるのだろう。
早く秋にならないかな・・・