先週から僕に後輩ができた。
これは緊急事態である。
新人という肩書を失い,先輩という肩書になってしまう・・・
新人ということに甘えに甘えていた生活が・・・終わった(´;ω;`)
と言いつつ,良いこともある。
自分よりも優秀で生意気かとビクビク震えながら様子を見ていたが,
分野が異なるということもあり,今のところ素直でかわいい感じ。
僕は直接の指導係ではないのだが,席が近いこともあり,少しばかり面倒を見ている。
なかなか新人の頃って教わるばかりで何も教示できないので
先輩に対して申し訳なくなる場合がある。
そこで僕は後輩にPHSのアドレス追加について教わることで,
自分がマニュアルを探す手間を削減しつつ,
後輩が生意気得意げになれるというプランを考えた。
元々PHSは配布されており,社内のアドレス帳を登録する必要があった。
マニュアルもあるので,僕は配布された当初に一度アドレス帳を登録をしていた。
ただし,そのアドレス帳が途中で変更になり,更新が必要だったのだ。
タスクとしての優先順位はそこまで高くなく,1年ほどさぼっていた。
だが,せっかく後輩が来て一から設定をしているのだ。
この流れに乗じない手はないだろう。
ということで,「PHSの設定マニュアルを渡すからやってみて,
実は僕も更新できてないから,できたらやり方を教えていただけるかしら??」
と後輩君を頼ってみた。
なかなか会社のシステムが難しいので,マニュアルを見ても分からない部分があったのだろう。「先輩,これって何ですか?」と結局駆り出されつつ,どうやら設定できたようだ。
そこで,今度は「おめでとう。そしたら申し訳ないけど,僕にも教えてくれ」
なんて頼みながら後輩君に教えてもらいながらPHSの設定をし終え,「ありがとう」とお礼を言う。
後輩君も教えた後に「なんか役に立てると嬉しいですね」と言ってくれたので,
これは作戦成功だろう。
恐らく後輩君は人づきあいも器用だし,優秀なので今後僕を越えるだろう。
なんなら既に僕より周りに馴染んでいるんだが!?
今の内に恩を売りつつ,可愛がれる立場のうちに可愛がっておこうという密かな企みを持つのであった。