今年も終わると思うと早いものである。
昨日は教場というドラマを見ていた。
警察学校のドラマである。
警察学校での厳しい訓練が描かれており、
生徒の努力とは裏腹に
教官であるキムタクが生徒達をふるいにかけていく。
テレビなのでかなり誇張はされていると思うが
厳しい環境に気が狂う者、逆恨みする者、賄賂を行う者
銃を自作してる人など色んな変なやつが登場する。
・スマホもない寮でのほぼ軟禁状態
・圧倒的な体育会系
ともなれば気が狂うのも自然の摂理か、、、
これらを乗り越えられた選りすぐりが警察官になるわけだ。
ドラマ内の知識の1つとして「良い警官と悪い警官」というのがあるらしい。
Wikipediaの情報を下に載せる。
簡単に言うと、聞き取り調査のときに警官2人のうち1人は怖い警官、1人は優しい警官を演じることで、聞き取り相手の優しい警官への警戒心を解くというもの。
人を騙すこと前提での対応は正直言って嫌いである。
まぁ、正攻法だけでは上手くいかないということなのだろうか。
作中のキムタクはとても厳しく、それでいてとても熱い教官だった。
キムタクの言葉でとても印象に残っている言葉がある。
「苦しんでいる人の声に耳を傾けることが警察官の仕事だ」
カッコイイ。そんなカッコイイ警察官のエピソードを最後に1つ。
たしか1週間くらい前だろうか。
友達の運転で白川郷に向かう途中だった。
高速道路のETCを通り抜けたとたん、前に警官が現れた。
「は〜い、ごめんなさいね。後部座席の方がシートベルトしてないね。免許見せてくれる??あら~、ゴールド免許だったのね〜。しかも更新したばかりじゃないの〜。今回後ろの方の違反ということで、点数つけさせていただきますね〜」
そう言われながら友達は次回更新のゴールドを失った。
それはとても、優しそうな警察官だった。
個々の警察官は、厳しい訓練を乗り越えた選りすぐりの精鋭なのかもしれない。
だが、警察という組織についてはやはり気に入らない、、、
年末最後のポイント稼ぎ。やってくれるね、、。
組織が大きくなればなるほど難聴になって苦しむ人の声は遠のくのだろう。
さて、なんにせよ違反したこちらが悪いのだ。
来年は、警察官のお世話にならないように気をつけよう。
良い年になりますように。