頑固社会人がブログ始めてみた

子育てパパが等身大で日々の出来事や感じたことについて書きます

優しい人にはご注意を ~人間関係とは常に風前の灯~

本当は屋久島の話を連続で続けたかったのだが,どうしても書きたくなった。

 

同期の友人に勧められて性格診断をした。

けっこう当たるらしい。

無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明、人間関係およびキャリアのアドバイス | 16Personalities

 

www.16personalities.com

 

結果は擁護者。

読んだ印象としては責任感があり,人に優しい。時には自己犠牲を伴う場合もあり,感情をあまり表に出さないタイプ。自己謙遜をしがちで人に手柄を横取りされる場合もあるとのこと。

 

内容をみているとけっこう自分に当てはまる部分がある。

色々と楽しく話していた時だった。

手柄を横取りされるのは自分の権利を主張できてないからアホやんと冗談で言われた。

 

どうしてもピキッと来てしまった。抑えられなかった。

自分の生き方がアホと言われたように感じたからだ。

たった25年だが,生きたうえで培った価値観が馬鹿にされるのは非常に残念である。

もちろん相手に悪意はない。もちろんわかっている。

だが,価値観のずれは”存在するもの”であって”解釈するものではない”と思うのだ。

解釈をすると正負が生じてくるからだ。

 

どうしても抑えられないので一応言っておこう。

まず権利を主張できないということについてだが,”権利を主張しないのであって主張できないわけではない”ということを言いたい。

主張の有無は相手への好意と成果の大きさを天秤にかけて判断する。

 

それに,人に対して優しくできることと利用されることは違う。

絶対に覚えておいていただきたいことがある。

こちらは別に無償の愛をささげているわけではない。give and takeである。

何を受け取っているか?それは形としては存在しない。

相手の信頼を保険にかけているのだ。

普段優しい人を怒らせるなとよく聞くだろう。

 

感情を普段表さない分,相手の行動・性格は自分の中だけで処理する。

「この人は性格悪いな」とか,「そういうことを言うんだ」とか蓄積はされていく。

こういう蓄積は感情よりも強い。

 

本当に一瞬なのだ。蓄積がオーバーフローした瞬間に

”こいつはもういいや。”

どれだけ今まで仲良かったとしても,そこに感情は入らない。

診断結果にも,”親切な人には必要以上に親切な心で接し”と書いてある。

あくまで自分が相手を親切と認識したうえで成り立つ優しさである。

個人的にはもういいやと認定した人には情けはかけない。

それは拗ねているとかそういう話ではなく,その人に対する感情が無になるのだ。

 

これは常に思うが,親しき仲にも礼儀あり

人はどこで傷を負うかは分からない。

傷は癒えても傷跡は必ず残る。

 

だからこそ相手にも心から優しくできる。

傷つく痛みを知っているから。

その優しさを計算した優しさと呼ぶか気遣いの優しさと呼ぶかは個人次第だが,

僕としては”傷つくのがつらい”という共感に基づく,生物の本能的行為であると思うのだが・・・

 

屋久島のエピソードを連続して書けなかった自分が非常に情けないが,

皆さんにも共感を得ていただけたら書いた意味が出てくるというものである。